Python は ブロックコメントが無い。
トリプルクォーテーションで代用
Python は 文字列を表現するのに 「シングルクォーテーション」か「ダブルクォーテーション」 で 囲むが「 トリプルクォーテーション」 なんてのもあった。
この トリプルクォーテーション(三重引用符)が 優秀。
トリプルクォーテーションは シングルクォーテーションまたはダブルクォーテーションを3つ連続させた三重引用符(「”’」または「”””」)で文字列本体を囲んで記す表記する方法で、特徴は文字列に改行を含んでもOKってこと。
s = """\
これはトリプルクォーテーション文字列。改行が自由。
ダブルクォーテーションの三重引用符の間なら、
シングルクォーテーションの三重引用符'''もOK(逆も可)。\
"""
print(s)
実行結果
これはトリプルクォーテーション文字列。改行が自由。
ダブルクォーテーションの三重引用符の間なら、
シングルクォーテーションの三重引用符'''もOK(逆も可)。
行末に \ を記述すると改行無しになります。
これを 利用して 代入先がない文字列をブロックコメントとして使うことができます。
"""
代入先の無いトリプルクォーテーション文字列
ブロックコメントとして利用できる。
"""
print("OK")
if などのインデントが必要な個所では、先頭行をインデントさせる必要があります。
if 1 == 1:
"""
コメントです。
実際には文字列扱いのため、
先頭行はインデントしないとエラーになる。
"""
print("OK")
IDEの機能
Visual Studio の 場合、次の ショートカットキーが使える
Ctrl+K → Ctrl+C : 選択した範囲をコメント化
Ctrl+K → Ctrl+U :選択した範囲をコメント解除
「表示」→「ツールバー」→「HTMLソースの編集」で コメント関係のコマンドボタンを表示すれば、コマンドボタンでも操作できる。
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